Adobe Auditionというソフトを買った。
これは音関係の研究をやるにあたって、なかなか有用そうだったので購入してみた。面白いのは、畳み込みなどがそのまま簡単に出来てしまったりすることだ。
最初、畳み込みの実験用ソフトを自分で自作しようと思っていたが、Auditionを使うとそのまま出来ることが分かり、こりゃ便利と思い、購入に踏み切ったのであった。
とりあえず、色々遊んでみたが、その中の詳細なスペクトラム・アナライザ機能を使って、実際にいろんな音楽ファイルのスペクトルを見てみたりした。
すると、面白いことが分かった。
まず、もにっきに以前、音楽ダウンロードサービスのMORAについて書いたが、あれでは132kbpsのATRAC3ファイルがダウンロードできるのだが、どうも(・Θ・)の耳で聞いた感じでは、高音部分が足りないように感じた。
圧縮特有の不自然さは余りないが、なんとなく高音部分の伸びが悪いように感じていた。
というわけで、早速Auditionでスペクトルを見てみると・・・!!!
MORAでDLしたSweetS Waiting for Uのスペクトルの例
↑こんな感じで、MORAからDLしたファイルは全て15kHz辺りをカットオフ周波数とするローパス・フィルタにかけられているようで、その上の周波数が全てばっさりカットされていた。
人間は20〜20kHzが聞こえると言われてはいるものの、実際にはほとんどの人は13〜14kHz程度までしか聞こえないということから、それ以 上の周 波数をカットし、それにより情報量を減らして圧縮オーディオ特有の高周波部分の位相がズレた変な感じの音質になるのを防いでいるのではないだろうか、と思 われるが、どうだろうか。
次に、やはり少し前にもにっきに書いたSKY PerfecTV!のSTAR digioだが、同じ曲でもCDとSTAR digioを比べると、STAR digioは高音部分の歯切れが大幅に低下しているのが良く分かる、と書いたのだが、それを実際に比べてみよう。
SweetS Earthship STAR digioからデジタル録音したmp3 256kbps
SweetS Earthship CDからのリッピングのmp3 256kbps
このように、CDの方は20kHz辺りまできちんと信号があるが、STAR digioの方はやはり14kHz辺りをカットオフ周波数とするローパス・フィルタがかけられているようで、高音部分がカットされている!
やはり(・Θ・)の耳は確かだったw
(・Θ・)が今まで言ってきたことが、科学的に証明された。
しかし音楽DLもこんな音質の悪いファイルをDLさせているようではダメだな。
それと、(・Θ・)の耳も結構高い周波数まで聞こえているのかもね。
やっぱ18kHz帯だよね縲鰀
なにー
マイケルのCDだとどうなんだろね