秋葉原会&バイノーラル録音

今日は久しぶりに恒例の秋葉原会があったw

(=゚ω゚)とYodobashi-Akibaにまた行った。


今日のヨドバシAkiba

ヨドバシAkiba内のレストラン階に、ペッパーランチが出来ていたので、そこでペッパーライスを食べた。
ペッパーランチはいいね。
昔馬場にもあったのだが、ノコがおかわりをしすぎたために潰れてしまったのであった。


電気街側から見たヨドバシAkiba

今日は結構色々内部を見てみたが、PC自作パーツまで売っていたりして、こりゃ本格的に電気街側はまずいかもね。

バイノーラル用のマイクなんかがあるかねと思って一応見てみると、なんとソニーとパナソニックが電話録音用という名目で、バイノーラルに使えそうなマイクを売っているではないかっ!!

しかし、電話用というのが気になる。音質も何も考えていないかもしれない。
というわけで、試しにソニーのを1個買ってみた。

そしてドンキホーテで色々エサなどを買う。
その中で、秋葉原名物の秋葉原まんじゅうを買った。


秋葉原まんじゅう


秋葉原まんじゅうの中身

12個で398円。安いね。

ついでに今日は、実はバイノーラル録音をしてきたのであった。

バイノーラル録音とは何か?
これは、昔で言うと、仮想の人間の耳の部分にマイクを仕込み、それで録音することにより、非常にリアルな音質で録音しよう、という試みである。


Neumann KU100

今でもNeumannが100万円位するバイノーラルマイクを売っている。

マネキンのような人間の頭があり、その耳の入り口にマイクが仕込んである。それで録音するというもの。

この手の研究に興味を持ち、実は8月末にアメリカに注文して、最新のバイノーラルマイクを購入したのであった。


SOUND PROFESSIONALS SP-TFB-2

↑が買ったバイノーラルマイク。
何と人間の耳に直接つけて、それで録音するというものすごいもの。

自分の耳の入り口部にマイクを置いて録音すれば、そりゃ本格的にリアルな録音ができるだろう、と思い、購入したのであった。

購入したものの、実際に色々と録音してみて、どの程度リアルに聞こえるのかどうか確かめてみないことには話がはじまらない。

というわけで、電車に乗ってる間やヨドバシの音などを、バイノーラル録音で録音してきた。

・御徒町→秋葉原駅下車→改札を出る.mp3

・ヨドバシカメラ入り口→2階へ.mp3

・目白→高田馬場駅下車→改札を出る.mp3

これらを聞くには、ヘッドホンを使って聞いて下さい。
ヘッドホンでないと、余り臨場感が出ません。

また、余計なエフェクトはかけずに、そのまま聞くのが良いでしょう。

(・Θ・)にはもの凄くリアルに聞こえます。
人によってはそうでない場合もなきにしもあらず。

ところで、少し前に「もにっき」に書いた「ビックボックスでしている超音波」の話だが、それも解明すべく、その超音波が聞こえると言われている部分を歩いて録音してみた。

その結果!遂にその超音波の正体を突き止めたのである!

まずは、その実際に録音したものを聞いてみよう。

・ビックボックスの超音波のしているところを歩く.mp3

これを聞いて何も超音波らしきものが聞こえない場合は、あなたは高い周波数の音は聞こえていません。

Windows Media Playerでも、表示を緑色のバーにして、スペクトル表示にすると、一番右のバーが大きく出て、やはり高い周波数が入っていることが分かる。

実際にこの音を周波数分析してみると、確かに高い周波数成分が存在していることが分かったのである。


ビックボックス前部分の周波数解析結果

このように、正確には18.84kHzの音が異常に高いレベルでしていることが分かる。

このグラフは、このファイル全ての平均の周波数分析結果なので、全体を平均してもこれだけ大きな18.84kHzの音がしているのである。

ファイルの後半部では、さらに大きくなっており、その部分がまさに、あの自動販売機が沢山並んでいる場所である。

あそこでは、一部(・Θ・)ですら「キーン!」とものすごい音が聞こえるくらいなので、相当大きな音で、この18.84kHzの音が鳴っていることは確かだ。

遂に今まで見えなかった超音波の正体を突き止めた瞬間だった。

ちなみに、このファイルの前後の周波数をリアルタイムで見てみると、この場所に近づくにしたがって19kHzの信号は増加し始め、自動販売機が並んでいるところでピークを迎え、そこから太い道に出て曲がると、全くなくなる。

完全にあの場所だけ、この約19kHzの音がしていることは確かなのだ。

厳密には20kHz以下なので超音波ではないが、19kHzくらいの音なので、聞こえない人の方が多いだろう。これが聞こえる人は、かなり耳が良い人だ、と言えるだろう。

【録音データ】
マイク:SOUND PROFESSIONALS SP-TFB-2 バイノーラルマイクロフォン
録音機器:SONY MD WALKMAN MZ-R91
録音レベル調整:マニュアル録音レベル(7レベル目固定)
録音モード:SP
【PCへの取り込み】
録音機器:EDIROL UA-3FX
サンプリング周波数:48kHz
ビット数:16ビット
ソフトウェア:Adobe Audition 1.5
加工:フェードイン、フェードアウト、-1dB Normalize

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5 Responses to “秋葉原会&バイノーラル録音”

  1. (=゚ω゚) より:

    やっと解明されたね(;^ω^)
    それにしても近づくもんじゃないなあそこは

  2. (・Θ・) より:

    しかし19kHzの音が聞こえるとは凄いね。

    CDの規格を決めるときに、フィリップスは16kHz以上の音なんか聞こえる人はほとんどいないんだから、サンプリング周波数は32kHzで十分だ、と主張したらしいが、ソニーなどが20kHzまで聞こえる人が結構いるからダメだ、ということで44.1kHzになったらしい。

    日本人の方が高い音まで聞こえるのかもね。

  3. nati より:

    すごい!
    身近な謎が科学的に解明されるなんて感激です

  4. p@nn より:

    ヨドバシ本当にすごかったです!!
    これ、音楽ライブだけじゃなくって野球のライブ中継とか
    でも使えそうですね。

    感動です。

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