部品の選定

秋葉原で買ってきた74HCU04を使って、セラロック発振回路の実験などを行った。

しかし、オシロスコープの性能が低いので、20MHzの波形が全く見えない。
一応20MHzまで見えることになっているのだが、見えるのは一応フルスケールで発振しているようだ、ということだけで、波形は全く分からない。

ファンクション・ジェネレータの周波数カウンタ機能で発振周波数を測定してみると、19.9996MHzなどと、物凄く正確な周波数で発振していることが分かった。

ただ、波形が全く見えないので、どんな具合に発振しているのかは分からない。

やはりこのオシロスコープでは限界だな。

PWM発生回路のH-bridge FET駆動用回路に使用予定の本物のチップトランジスタを使って波形なども観察してみる。

2SC1815互換と言われているだけのことはあり、2SC1815, 2SA1015を使った前回の実験回路とほぼ同じ結果が得られた。遅延は150ns程度と、非常に高い性能を示している。

ただ、1つのサーボに4つの駆動回路が必要になり、1つの駆動回路にトランジスタが3つとスピードアップ用コンデンサやその他ベース電流制御用抵抗など、色々部品がいる。

これらをサーボが24ch分用意するとすると、とんでもない数になると思い、何とか部品点数を下げられないかということで、駆動回路の電圧変換トランジスタをInternational RectifierのIRLML2803 MOS FETに変更してみた。

MOS FETだとベース抵抗2本とスピードアップコンデンサが必要なくなるので、実装面積が結構減る。

どうやら遅延は200ns程度で、ほとんど問題なく使えるようだったので、こりゃいい、と思い、MOS FETを使った回路に変更しようと思った。

・・・が、ちょっと待てよ。MOS FETは一個160円。それが96個必要になるから、MOS FETだけで15,360円!

高すぎる!

普通のトランジスタなら1個10円なので、960円で済む。抵抗やコンデンサも1個10円程度だし・・・

とりあえずEAGLEで基板に実装してみて、どうしても収まらないようだったらMOS FETを使うことにして、そうでなければ東芝のチップトランジスタ&抵抗&コンデンサで頑張ろう。

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