WR-X CPU Boardの設計が一応終了したので、アイルランドの基板製造会社PCB-POOLに基板を発注した。
今回の基板は4層基板で設計しているので、自分で作ることはできない。
安いことで有名なOLIMEXは2層基板までしか作れないので、OLIMEXに発注することはできない。
そこで、海外の基板業者でそれなりに安く、4層基板も作れるPCB-POOLに発注したのであった。
しかし高いね。
全部入れて約200ユーロだった。
ということは、28,000円くらい!?
ちなみに、日本の基板製造業者で「中国で製造しているため激安!」などと書いてある一番安いところで作ってもらうと、10~15万円くらいかかるので、やはり海外は安い。
今回の基板は集積度が本格的に高いので、どうしても4層基板である必要があった。
しかし個人で4層基板が作れる時代になるとは凄いもんだね。
SONYの手のひらサイズハンディカムTR55は、世界初の4層基板採用ということで、「こんなこと多分ソニーにしかできない」というのを売り文句にしていたが、それが個人でできるようになるとは。
やる気なら6層基板まで作ることができる。が、その場合、PCB CADが今のレベルではダメで、ソフトだけでも10万円くらい払わないと作れないので、とりあえず今回は4層基板で我慢した。
線幅6ミリインチ、線間隔6ミリインチと、基板製造会社の限界で設計してある。
1層目のパターン
2層目のパターン
3層目のパターン
4層目のパターン
なんかPCB CADであるEAGLEが、一度閉じるとベタパターンが消えるんだが・・・
PCB-POOLはちゃんとベタパターンを展開してから製造してくれるだろうか?
EAGLEファイルを直接受け付ける会社なので、大丈夫だと思うが・・・
まぁ万一ベタパターンなしでも、配線自体はできてるハズなので、一応動くものが出来てくることだろう。
ここしばらくコレの設計で大変だったが、とりあえず一仕事終わった。
製造された基板は2週間後くらいに届くらしい。
楽しみだ。
州*‘ o‘リ<熱とか怖いねお
なんか早速一箇所設計ミスを発見したんだけどw
まぁ他の部分の問題が無いかをチェックするために、とりあえずこれで一度作ってみて完全に動くか確かめてみるしかないね。
おじゃまいたします。
二万円代は流石に安いですが、弊社で運営しているピーバンドットコムで、4層板100×100ミリ、10枚、四万四千円、7日目出荷で製造できます。
ご参考までに。
この記事の基板ははじめて業者に発注したもので、この後、何度もP-BAN.com様にはお世話になっています。
今また設計中なので、もうすぐW大学から発注が行くかもしれません。