日立PCその後

昨日コンデンサを交換した日立PCだが、今日行って見てみると・・・!?

ソフトがそのまま動いていた(^Θ^)ノ

コンデンサは偉大だねw
やはりコンデンサは日本製に限る。

ところで、この日立PCは、購入後1〜2年くらいでほとんどが壊れてしまったような記憶があるが、これは台湾製の不良品コンデンサを使用していたのが原因だろう。

この当時は台湾製の安いコンデンサをマザーボードに使用するのが流行ったのだが、お陰で当時のPCはことごとくすぐにダメになってしまう、という不具合が起こった。

これは実はアメリカなどではかなり問題となっていて、マスコミが大々的に報道したらしく、DELLをはじめ多くのPCメーカーがリコール対応している。

だが、日本ではマスコミがロクに取り上げなかった結果、全くといっていいほど放置状態である。
メーカーは知ってて知らんぷり。
全くひどい話だ。

コンデンサは90年代初頭の第4級塩電解液タイプで問題が起こり、さらに今回は台湾製コンデンサだ。
電子回路においては、化学反応を利用しているコンデンサは鬼門だ。

PCのような電子機器では、電源を入れていると劣化するのはコンデンサくらいしかない。(もちろんHDDやDVD-Rなどの機械部分があるものはそれの寿命が縮むだろうが)

ほとんどの電子機器が壊れる理由はコンデンサ不良だ。

だが、十分寿命分だけ使って壊れるなら仕方が無いものの、寿命の1/10とか1/100とかで壊れてしまうのでは話にならない。

業務用機器などを開けてみると、コンデンサなどが非常に良い物が使われていることが分かる。

また、冷却もしっかりしており、24時間365日連続稼動させても大丈夫なように作られている。

そうやったところで、コンデンサ代なんて1個10〜20円くらいしか違わないのだろうが、民生品はそういうところをケチる。どうにかならないのだろうか。

ちなみに、PC用電源は、2〜3万円の高級電源であっても、覗いてみると台湾製コンデンサが普通に使われているものが大半のようだ(というか日本製コンデンサのみ使用している電源は見たことが無い)。

PCは今でも台湾製コンデンサなどを大量に使っているので、なるべくつけっぱなしにせず、こまめに電源を切るようにしたほうが良いだろう。

まだまだPCは想像以上に寿命が短い製品が多いと思う。

※日本製コンデンサ判別法
簡単な判別法としては、コンデンサ自体にメーカー名やマークが入っているので、それを見れば日本製かどうかが分かる。

nichicon、Rubycon、ELNA、TKなどと書いてあるものは日本メーカーのものである。
日本ケミコンの場合は、前回の日記の写真にあるようなマークが入っている。
Panasonicの場合は、Mが四角で囲ってあるマークが入っている。
サンヨーはSANYOと書いてある。
富士通はFの上下に線が引かれたマークが入っている。

それ以外の変な名前のもの(YEC、TAICON、G-LUXONなど・・・)は台湾製だと思っていい。

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3 Responses to “日立PCその後”

  1. (=゚ω゚) より:

    旧(=゚ω゚)PCはコンデンサ交換もせずに
    よく5年持ったな

    日本でマスコミが ってのは
    政治的な話もあるのかもね

  2. (・Θ・) より:

    旧(=゚ω゚)PCの頃は、まだ台湾製コンデンサが使われていない頃のものかもね。

    台湾製コンデンサでは、大体5000時間くらいで起動すらできなくなるものが多いらしいので、多分旧(=゚ω゚)PCは使われてないのかもね。

  3. (=゚ω゚) より:

    それすらも超越する強運

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