(・Θ・)巣オーディオのメインとして、SONYのCMT竏窒rE7というものを使っているのだが、これはまずノイズの問題がある。
SONY CMT-SE7
主にDVDを再生しているときに、常に小さな音でピーピーするようなノイズが入る。
CDでも選曲なんかをするとそういったノイズが入る。
多分回転やピックアップの位置制御用サーボのノイズが入っているのではないかと思われる。
これが非常に不快で、CSで着信アリを録画したのをDVDにして見てみたものの、ホラー物は音がほとんどしていないときが多いため、非常に気になった。
こりゃどうにかならんのか、ということで、とりあえずフタを開けて中を調べてみることにした。
なんにしても電源ラインにノイズが乗っているのは確かなので、その辺のデカップリングコンデンサを良いものに交換してみたりすれば良いのではないかということだ。
使われているコンデンサを見ると、重要ではないところは全て台湾製で、Jamiconというものが多数使われていた。さらに、マザーボード電解液液漏れで問題となった、地雷で有名なLelonが結構使われていたのであった・・・
とりあえず、アンプのコンデンサは全て手持ちのMUSEやTKの低インピーダンスタイプに交換した。
他も、電子ボリュームチップの電源部分のデカップリングコンデンサがLelonやJamiconが使われていたので、TK UTWRZやOS CONに交換した。
音が通る部分のコンデンサは全部MUSEに変えたいところだが、手持ちが足りなかったので、ある程度の交換にしておいた。
他にも、デジタルラインのデカップリングコンデンサは極力OS CONに交換したりした。
その結果、DVD再生中のノイズはほぼ消えた。音量を0にするとかすかに聞こえるが、音量を上げるとアンプのホワイトノイズでほぼ分からない程度にまで改善することができた。
サーチなどをすると、微妙に小さく聞こえるくらいに鳴るが、それでも大幅に改善した。
ついでに、音質が非常に良くなった。
DENON DCD-S10II
(・Θ・)巣には、DENON DCD-S10mk2という20万くらいするCDプレーヤもあるのだが、コレのヘッドホン端子が非常に音が良く、SONY CMT-SE7のようなジェネラル・オーディオとはまるで違う歯切れの良い音がしてくれるのだが、OSコンや低ESRコンデンサ等で電源ラインを強化したせいか、SONY CMT-SE7も本格的なピュアオーディオのように歯切れの良い音質になった。
DCD-S10mk2と比べると、まだ若干劣っているが、少なくともジェネラル・オーディオ機器の音質ではなくなった。
聞いてるのは主にSONY MDR-SA3000というヘッドホンでだが、(・Θ・)改造SE7にこのヘッドホンで聞くと、まさに本格的なピュアオーディオ機器で聞いているかのような音質になった。
ちなみに、DCD-S10mk2を開けてみると、内部のコンデンサはほとんどがELNAのSILMICやSILMIC 2が用いられていた。これはELNAのオーディオ用高級コンデンサである。
フィルムコンデンサもほとんどがスチロールコンデンサが用いられていた。
さすがに高いだけのことはあり、ほぼ最高級の部品が使われている。
D/AコンバータもBBのD/Aコンバータをパラレルで使用していて、力強いドライブ回路になっているため、正確な音色を再現できているものと思われる。
まぁそれと比べればさすがに劣るものの、コンデンサについてはさらに高性能なOS CONを用いたりしているので、これはこれでなかなか良い音で、つい何時間も聞き入ってしまった。
お陰でトリック劇場版を見るのを忘れたw
さらに足りないコンデンサも買ってきて、全面的に交換してみようかと思っている。
・・・と、久しぶりに研究室に行かない一日であった。