ここ1週間くらい、WR-X Visionで画像をキャプチャさせるためのプログラムなどをしていたのだが、昨日の夜中にようやく画像キャプチャに成功した。
と言っても、まだ不完全ではあるのだが。
WR-X Visionで初めてキャプチャ成功(?)した画像
上の画像はWR-X Visionで初めてキャプチャ成功した画像だが、なんか下1/3くらいがおかしくなっているように見えるが、その通り、おかしいのであるw
これは、キャプチャしているFPGAのVerilogプログラムのミスであった。
ミスはもう直してあるのだが、今手元にFPGAライタがないため、書き込んで試すことができない。
とりあえずはシミュレータで動作の確認をしたりしている。
まぁ問題は大したことではないので、これはもうちゃんとキャプチャ動作が完了したも同然なのだ。
しかしこれはことのほか感動した。
このイメージキャプチャユニットは、非常に複雑かつ高速動作するように作られている。
まず、I2Cインターフェースもフィリップスの仕様書だけをもとにVerilogで独自に記述したものなので、ちゃんと動くのかどうか、まったく分からなかったし、画像データを1/30秒でVGA解像度のデータを取り込むことができるようにするため、27MHzクロックで直接RAMにデータを書き込むなど、FPGAの速度の限界に近いところで動作させる必要があり、ちゃんと動くのかどうか不安だった。
前にTREVAで画像キャプチャをしたものとは違い、これはCMOSイメージ素子自体を直接制御して画像を取り込んでいるので、デジカメを一から作っているのに等しく、これはさすがにマトモに動くのかどうか、余り自信がなかったのだが、なんとか動作してることが分かり、かなり安心した。
このWR-Xハードを使って簡易デジカメを作る記事を書くと、トランジスタ技術に載せられるかもしれない・・・などと思ったりするつちのこであった。