(・Θ・)スープラだが、どうもアイドリング時の振動が大きい気がするので、プラグコードを交換してみることにした。
プラグは既に交換済み。ディストリビュータ・キャップとローターも交換済みなので、点火系としてはもうプラグコードしか残っていない。
スープラのエンジン
普通のクルマなら、プラグコード交換なんか5分もあれば終わりそうなもんだが、スープラの2JZエンジンはご覧の通り、プラグの真上にスロットルがあるため、これを丸ごと外さないと何もできないため、大変な作業になるのであった。
カバーとスロットルを外す
上のように、カバー類とスロットルを丸ごと外す。と言っても、この中にLLCが通っているため、そのパイプを外していないため、作業は非常にやりにくい。
新品のプラグコード
ついでなので、スロットルを外さないとできないISCVバルブを外してオーバーホールすることにした。
ISCVバルブ
外してみると、こんなことになっていた。
ISCVバルブ
ISCVのスロットル側
1年位前にISCVの入り口の穴からエンジンコンディショナーを吹き込んで、ISCV洗浄を行ったのだが、どうやらそのときの汚れが固まっていたようであった。
真ん中のISCVの穴部分の汚れはそれなりに取れていたので、まぁ効果はあったようである。
ISCVスロットル部を洗浄中
外しているので、直接エンジンコンディショナーを吹き付けて洗浄する。
ISCV洗浄後
ISCVスロットル部洗浄後
こんな感じで、ピカピカになった。
ISCVガスケットも新品に交換して、これでアイドリング調整機構は新車同然になった。
プラグも焼け具合を何本か確認してみたが、非常にキレイで、まったくカブリは見られなかった。
プラグコードを新品にして元に戻して終わり。
この作業に2時間もかかった。
まったく2JZ-GEエンジンはなんでこんなやりにくい構造にしているのだろうか、と思うのだが。
交換後は、振動は少し低減し、回転がさらに滑らかになった。
ISCV洗浄のお陰か、微妙にアイドリング回転数も上がった。
プラグコードはそんなにダメではなかったみたいだが、回転の滑らかさがUPしたということは、やはり少しダメになってきていたのかもしれない。