WR-X PIC Control Boardが完成

WR-X PIC Control Boardというものがほぼ完成した。


WR-X PIC Control Board

先週発注した基板が今日届き、大体完成させた。

これは、Visionの論文のために作ったもであり、まぁ普通に作る限り、ほぼ最高レベルで非力なCPU装置だ。

まぁ見た目からしてDIPパッケージで古い感じだが、これはまぁテレビのリモコンだとか、せいぜいエアコンの制御みたいなところに使われているCPUである。

PICも最近のは結構な性能があるものもあるが、これはPIC16F877なので、結構非力な部類に入る。
とはいえ、USART、SPI、I2Cなどのシリアルインターフェースもあるし、CCPモジュールというPWM発生装置も2つもある。
I/Oポートなんかはもう30本くらいもあるというなかなか役に立つやつなのだ。

ただ、CPU部分は非力で、最高の20MHzで動かしても1命令4クロック必要なので、事実上5MHzみたいなもんである。(ちなみに昔のZ80Aなんかも4MHzクロックで1命令4クロックで動いていた、と思う。つちのこの記憶が正しければ。)

内部はハーバードアーキテクチャーになってるので、Intel系のCPUなんかとは構造が違うが、プログラム領域は8Kワードで、RAMなんかはもうたったの368バイトという、普通のパソコンを使ってる人から見たらありえない少なさ。

ようはこの非力さを武器にして、評価を取るためのもの。多分うまくいくと思うんだが、これからプログラムを組んで実際に動かしてみようと思っているところ。

ただ、上の写真を見ると、なんかいくつか付いていない部品があるようにみえるが、それはあると思っていた部品がなかったため。
明日あたり秋葉原に買いに行こうと思う。

1月中にVisionに関してはもう終わりにしたい。

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