秋葉原のPC-Successが破産した。
結構有名なので、もう知ってる人が多いことだろう。
どういう理由で破産に至ったのか詳しいことは分からないが、秋葉原の再開発以来、どんどん小さな店は潰れていっているのは確かだ。
再開発という名目自体は結構な話ではあるが、問題はその周囲への影響である。
秋葉原は再開発のために駅周辺の地価が急上昇し、賃料もどんどん上がっていると言われており、ビルが建つ前からラジオ会館内の小さな店なんかは店を閉めるものや他へ移転するものが出始めていた。現在ラジオ会館上部に昔から残っている部品屋は若松くらい。上のほうはマンガ屋とボークスに占められ、完全に様変わりしてしまった。
その後もハナマサ(の焼肉屋)も潰れるし、OVERTOPやぷらっとほーむなどの老舗も店を閉め、俺コンも閉店した。そしてついにPC-Successも潰れる始末。
電子工作キットや部品ではトップレベルで有名な秋月電子も千葉に店を建設中で、秋葉原から撤退する噂もある。そして秋葉原デパートはなくなった。
もう秋葉原はどうなってしまうのだろうか。
電気街はもう瀕死の状態になっているので、これからはヨドバシAkibaとUDX等のビジネス街になってしまうのかもしれない。
もはや秋葉原は既に昔の面影はなく、知らない人が駅で降りたら六本木と見間違えるかのような風景が広がっている。きれいな街は結構なことだが、そんなものは他にいくらでもある。世界中でも秋葉原にしかないものが集まっているのが秋葉原の価値であったのだが、それはどんどん失われていっている。
こうなって行くのではないかと危惧していたが、そろそろ現実味を帯びてきたようだ。
泣いた。
確かに数十円の細かい部品を
あれだけのラインアップを常時揃えてるのは世界中どこにも無いだろう。
それもただ商業行為だけをしているのではなく、
もっと違う何かのパワーがある気がする
分かりやすく言うと、無限の可能性?
ここになら・・・・ある!