つちのこインプレッション第2弾は、トヨタのオーリスである。
このクルマはまだ出たばかりなので、注目している人も多いことだろう。新車の購入価格では200万円弱といったところである。
このクルマはニュルブルリンクで鍛えた足回りが自慢とかなんとかディーラーの営業は言っていた。
乗ってみると、Vitzと比べるとかなり良い。足回りはかなり硬めで、まるでスポーツカーのようである。剛性感も高く、クルマとしての完成度はかなり高いと思われる。
足回りは硬いので、乗り心地は良いというのとは違うかもしれないが、シャーシの剛性が高い感じで、ドイツ車に似た(というかBMWや一昔前のホンダ車に似た)乗り心地であり、悪くない。
ハンドリングもしっかりしているし、アクセルやブレーキのフィーリングもVitzより自然である。
しかし、ロードノイズがうるさい。かなり扁平タイヤを履いていたのと、確かタイヤはYOKOHAMAのADVANだったので、ある程度は仕方がないかもしれないが、それにしても200万円弱もすることを考えると、ロードノイズはうるさい。それとエンジン音もそれなりにする。
このクルマは少なくとも高級車というのとは違い、どちらかというとスポーツカーに近い感じの出来であった。
このクルマの最大の魅力はシャシー剛性の高さとスポーツカーのような剛性の高い足回り(及びハンドリング)であろう。そしてそれが、ドイツ車のように重い感じではなく、軽くてスムーズでキビキビしていて気持ち良い。とても良いクルマだと思った。これでもう少しロードノイズが静かならば文句ないのだが・・・
(・Θ・):「剛性感が高く、スポーツカーのような足回りの5ドアハッチバック」