ホンダACCORDインプレッション

つちのこインプレ第6弾はホンダ・アコードである。

試乗したのは2.4タイプSというグレードで、2.4リッター200馬力エンジン&225/45R17の超扁平タイヤを履いたスポーツ寄りのグレードである。

乗ってみるとホンダ車らしく、まるでスポーツカーのようなアクセル&ブレーキである。アクセルは踏めば踏むだけリニアに素直に反応し、ブレーキも剛性感が高く、踏めば踏むだけ利くという感じで、思ったとおりにクルマが反応する。

基本的にクルマの運転がうまい人向けのアクセル&ブレーキである。自分の意思の通りにクルマが素直に反応する。余計な味付けはせず、運転手の意思を尊重したセッティングである。運転が乱暴な人には向かないが、個人的には大変気に入った。

以前沖縄でレンタカーでこのクルマを借りたときに、ブレーキが不自然で凄く気になったが、あれはやはりレンタカーがおかしかったようだ。今回試乗した車のブレーキは実に自然で洗練された良いものだった。

225/45R17という超扁平タイヤだが、思ったほどワンダリングは気にならず、ロードノイズは非常に静かである。乗り心地も突き上げなどはほとんど気にならず、シャーシの剛性感も高く、さらにしなやかな感じで非常にレベルが高い。

エンジン音も非常に静かで、アイドリング時の振動もほとんど伝わってこない。一昔前のこのクラスの車とは見違えるほど良くなっている。

アコードはこのクラスのクルマとしては非常に完成度の高いクルマの一つだと思う。ハンドルの重さ&フィーリング、アクセル・ブレーキの素直さ、エンジン音の静かさ、硬めの足だが、それでいてしなやかでもあるという非常にレベルの高い乗り心地、高いシャーシ剛性感、ロードノイズの低さ。どれを取ってもクラストップレベルだと思う。

ただ、味付けとしては、かなりスポーツ寄りなので、高級車を期待するとちょっと方向性の違うクルマではある。

しかし、つちのこ的には、ほとんど文句の付けようがなく、日本車のレベルの高さを示すクルマの一つだと改めて思った。

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