ダビング10は少し前に無期限延期されたようだが、池田信夫氏のBlogやAsciiの記事などを読んでいると、わけのわからない丼勘定の補償金を権利者団体に取られるようなくだらない制度ができるくらいなら、ダビング10自体必要ない。
もともとダビング10になって何がうれしいと言うのだろうか?
録画したテレビ番組を9回コピー&1ムーブとか言ったって、コピーワンスのディスクが10枚できるだけという何の意味もなさ。
必要なのは、ムーブしたBlu-rayから自由に編集したりiPod動画やPSP動画が作れることだ。
HDDから元を消したらもうBlu-rayしか残ってないわけで。
かといって、HDDから消す前に必要かどうかもわからん3GPやMPEG4等の携帯機器用動画ファイルを全部作っておけとでも?
そもそも将来新しいフォーマットができたら対応できないし。
こういう無意味な規制緩和をエサに補償金を獲得しようとする、そのコスさが凄い。
まさに電波利権を守るためだけのテレビ局と天下り権利者団体の横暴以外のなにものでもない。
どうせテレビ局や権利者団体は今後もさらなる規制緩和に首を縦に振ることはないだろう。
もしもそうなったときは、さらなる補償金を要求してくるだろうし。
こんなくだらない相手に期待するだけ無駄だ。
テレビ番組を録画したものを今までのように自由にPCやiPod、PSPで楽しむことはもうできないだろう。
バラエティはくだらなすぎて全然見なくなったし、ニュースなんか録画できる必要もない。
どうしても見たい作品はレンタルで借りてまとめて一気に見るからいい。(この方が幾許か本来の権利者にお金が行くことだろう)
ガチガチ規制で利便性を悪化させれば、結果的にテレビを見る人が減るから、テレビ局の衰退は加速されてネット配信への移行が加速されるだろう。
ネットによる全く新しい形での動画配信に期待しよう。
古い電波利権にしがみついているテレビ局はもうダメだ。
敢えて言おう。テレビ局はカスであると。
地上波のバラエティーは随分前からひどいが、最近は報道番組のひどさも目に付く。
今はテレビと言っても、ケーブル・BS・CSなど多様化してるので、
旧来からあるテレビ局の衰退は避けられないんじゃないだろうかね。