ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破をみた@池袋シネマサンシャイン with ( ゚Д゚)シカー

評価:★★★★★

bnr_eva_a02_02.jpg

とりあえずネタバレはなしで進めます。

最初は新宿バルト9で予約しようとするも、予約開始と同時にログインできなくなり、急遽もうひとつネット予約できる池袋シネマサンシャインで予約した。

おかげで座席はほぼベストポジションを確保することができた。

で、今日行ってみると、すでに我々の見る回とその次の回は立ち見になっていた。

実際に入ってみると、始まる10分前くらいですでに後方は立ち見が数十人いて、通路がマトモ通れないような状態になっており、ポップコーンを持ちながらなんとか座席に戻った。

結論を最初に言うと、今まで見た映画のなかではTHE END OF EVANGELION以来、こりゃ凄いな、と思った。

こういうのを見てしまうと、もうハリウッドの単純な内容&映像の迫力もEVA以下の映画なんかは興味すらなくなる。

以降ネタバレを含むので、これから見たい人はここで読むのをやめましょう。

————————————–

内容はまるっきり違うわけではなく、基本的にTVシリーズの内容がベースになっていて、同じような出来事が起きて同じように物語が進んで行きながらも、登場人物や出来事が違っていたりしている。

アスカが2号機を自慢する、EVA初号機がダミープラグで3号機を殲滅する、それに怒ってシンジが暴れて乗るのを拒絶する、綾波が自爆しようとするなど、基本的なところは同じだが、3号機に乗ってるのはトウジではなくアスカになっていたり、綾波は結局死なずにシンジに救われたりなど、物語は違う方向へ進んでいく。

最後にカヲルがシンジに「今度は幸せにしてあげるよ」みたいなことを言っていることから、時間が繰り返しているのではないかとも思われる。
現在放送中の涼宮ハルヒ新作のループ物「エンドレス・エイト」の長門のような立場にカヲルがいる、ということだろうか。
或いはパラレル・ワールドなのかもしれない。
まぁどっちにせよ、EVANGELION:2.0はその手の設定なのだろう。

物語のテンポは非常に速く、2時間弱の間、一時も飽きさせるようなことはない。
また、戦闘シーンの迫力等は圧倒的である。

ただ、「今日の日はさようなら」と「翼をください」はどうなのよ?
まぁ斬新といえば斬新かもしれないが、ある意味ココゾという場面であのBGMはちょっと・・・。

新キャラの真希波・マリ・イラストリアス(声:坂本真綾)は事前に公開されていた絵から想像していた感じとは違い、良い感じのキャラになっていた。
さすが坂本真綾なだけあって、演技はうまいが、残念ながらあんまり活躍することがなく、もう少し見たいと思ったが、それは続編に期待というところだろうか。

あと、宮村優子がさすがにもう声が無理があるかと思いきや、10年以上前と全く変わってなくて驚いた。林原めぐみも昔のままだった。
ただ、シンジの声は序のときからちょっと年齢を感じさせるようになってきている気がした。

映画が終わったあとに、まさかの拍手が起こった。
映画館で拍手が起こったのは初めて見たw

まぁそれくらいよくできた作品だということだが、次回作がまた訳が分からなくならないことを願うのみだ。

今回の破は心の葛藤の部分で電車のシーンが入ったくらいで、特に分からなくなるような部分もなく、全体的に分かりやすかったのが良かったのだろうと思う。

P.S.

TVシリーズは95年くらいなので、まだDATがある時代だったため、シンジはSDATなるもので音楽を聞いているが、DATは消えてしまい、いまやMDですら消えてしまったので、さすがに2015年という設定では無理があると思っていた。
だが、あれは昔ゲンドウが使っていたが、いらなくなって置いていったのをシンジが使っているということになっていて、古いものをあえて使っている、ということにすることで解決していた。

You can leave a response, or trackback from your own site.

Leave a Reply

Powered by WordPress | Designed by: Free MMO | Thanks to Social Games, Game Music Soundtracks and MMORPG Wallpapers