２０１０年も終わったということで、２０１０年１年間に放送されたアニメーションの中で、気に入った作品のランキングを書いてみる。

まぁ、全部を見ているわけではないが、AT-X（２４時間アニメ専門チャンネル）に入っているので、有名なものは大抵見ているのだ。

そんなわけで、２０１０年に放送された作品の中で、気に入ったものを挙げてみる。

【第１位】

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

テレビ東京ｘアニプレックスによるアニメノチカラ枠、第１弾のアニメーションで、エルフェンリートと同じ神戸守が監督した作品だ。

オープニングも非常に芸術的で、内容も本格的で、個人的に最高に気に入っているエルフェンリートの再来のようで、これを１位にしないわけにはいかないのだった。

ネットではキャラクターがけいおん！に似てるとか色々言われているようだが、そんなものとは全く違う作品だ。

戦争の残酷さ、無意味さを改めて考えさせてくれる素晴らしい作品である。

また、絵もきめ細かく丁寧に描かれていて、芸術性も高い。

【第２位】

侵略！イカ娘

久々に純粋に面白く、安心して見られるアニメーションであった。

見てみると分かるが、伊達に流行っているわけではなく、なかなかこれだけ面白いアニメはない。

深夜枠ではあるが、内容的にはケロロ軍曹のイカ版のようなもので、子供に見せても大丈夫だ、問題ない。

久々の傑作アニメーションだと思う。

【第３位】

Panty & Stocking with Garterbelt

もうこれは始まる前は、「何だこのアメリカン・カートゥーンみたいな絵は！こりゃダメだ！」と思ったのであるが、実は凄いアニメであった。

作ってるのは エヴァンゲリオンで有名なGAINAXで、アメリカっぽいが、今までのアニメとは全く別の新しい表現になっていて、もうこれは芸術作品と言っても過言ではない。

内容も完全に大人向けで、タイトルから想像する以上のものであるが、何にせよ、日本のアニメーション技術の物凄さを感じさせてくれる。

非常にクセが強いので、全く受け付けない人もいるようだが、個人的には非常に気に入った作品であった。

【第４位】

そらのおとしもの f　（フォルテ）

「そらのおとしもの」 の第２期だが、非常に下らない（が面白い）ギャグ中心の回と、凄い真面目な回との差が激しく、１期以上に面白くなっていたアニメだった。

１期のパンツが空を飛んでいるイメージで、下らないと思われてしまいがちだが、その下らないギャグを徹底していながらも、感動もある、という珍しい作品である。

２０１０年で一番面白かったのはやはり、「そらのおとしものf」だ。

【第５位】

ストライク・ウィッチーズ２

「ストライク・ウィッチーズ」の２期だが、１期を作ったGONZOが倒産したため、アニメーション制作会社がAIC Spiritsに変更になった。

絵柄も変わってしまうかと思ったが、逆に大幅に改善されていながらも全く違和感がなく、さらに3D CGを2Dアニメーションと違和感なく使いこなしていて、映像的にも凄い作品だった。

また、戦艦大和が出てきたり、飛んでいるときの音が昔のプロペラ機の何とも良いエンジン音を再現していていたり、何ともかっこ良くて爽快な演出であった。

いかにも日本アニメ的な内容で、傑作だと思う。

【第６位】

Angel Beats

泣きゲーで有名なkey原作のアニメーション。

今まではKanon, AIR, CLANNADなど、ゲームがベースで、それを京都アニメーションが作ったりしていたが、このAngel Beatsはアニメのためだけに作られた物語で、それをP.A.WORKSがアニメーション製作したという、初めての試みのものである。

まぁKeyなので内容はギャグ、萌え、そして感動的なストーリーとなるわけだが、 keyなため、どうしても、あの京都アニメーションと比較されてしまうわけだが、なかなかどうして、そう負けてない。

特に、京都アニメーションと言えば、ハルヒのGod Knows演奏シーンの凄さなどで有名だが、Angel BeatsのGirls dead monsterの演奏シーンはそれを超えている。

Angel Beatsというタイトルも、直訳すると天使の鼓動となり、見終わった後にこのタイトルの奥深さが分かる、という、まぁとにかく最後は感動的に終わるアニメである。

・・・と、気に入ったものをいくつか挙げてみた。

他にもけいおん！！とか、俺の妹がこんなに可愛いわけがない、とか色々あるにはあるが、個人的に心に残ったものを６つだけ取り上げてみた。

２０１１年もきっと、面白い作品が沢山見れることと、楽しみにしている。