NECのAndroid端末LifeTouch NOTEを買った。
買ったのは赤天板のタイプだが、池袋ヤマダで17,500円ポインヨ11%で買った。
この値段でTegra2 CPUのAndroid端末が手に入るとは凄い!
少し前にソニータブレットも買ったのだが、動画をPCの横で流しておいたり、家中のあちこちでネットをやったりするのには良いのだが、メッセンジャーをやったりするにはやはりキーボードがないとほぼ不可能な感じだ。
かといって、小型ノートとしてはVAIO Pを持っているのだが、これが何ともノロノロで、スタンバイから復帰するだけでも時間がかかるし、画面の解像度が高いのは結構なのだが、おかげで字が極小で読みにくいなど、何かと使い勝手が良くないのであった。
そこで、1万円台で入手出来、ちょっとしたPCのような使い方もできるLifeTouch NOTEを買ってみることにした。
Sony Tabletと同じTegra2とのことで、十分快適に動くだろうことは想像していたが、実際触ってみて、これは非常にイイ!
実際にこのblog記事もLifeTouch NOTEで書いているのだが、PCと同じ感覚で書くことができる。
メインPCの横に置くサブPCとして使うには非常に都合がよいAndroid端末だ。
動画の再生能力も高く、YouTubeなどは余裕。
ハードウェア再生支援でH.264動画も再生できる。
ただ、残念なのは、ハードウェア再生支援では、動画ファイルのアスペクト比を無視し、解像度のアスペクト比で表示してしまうところ。
最近のHD素材であれば、それほど問題はないのだが、少し前のSD素材では、720×480で4:3または16:9という、解像度と表示アスペクト比が違うムービーが普通なので、それらを再生するためには、解像度を変換してエンコードし直さないといけないのが残念だ。
できればNECはにはこの辺は改良してもらいたいところだ。
とりあえずの解決策としては、BSPlayer Liteというアプリで、ソフトウェア・デコードに設定してやると、アスペクト比を考慮して再生してくれるようになる。が、ソフトウェア・デコードでは当然バッテリー消費も大きいことだろう。
それ以外はキーボードの打ち心地も小型としてはまぁまぁで、ちゃんと今書いている程度の文章は全く問題なく書くことができるし、とにかく動作がモッサリすることが全くなく、非常に快適だ。
ソニータブレットと比べると、Android 2.2 vs 3.2というのもあるかもしれないが、やはり完成度はソニータブレットの方が上であるのは確かだが、気楽に持ち歩けて、キーボードでそれなりに長文の文章もちゃんと打てる、そして、画面を開けた瞬間からすぐに使えて、画面を閉じればすぐ終われるというのは、今までの超小型ノートPCにはなかなかできなかったことなので、非常に便利だ。
何気にこれは今までVAIO type UやVAIO P、Libretto、LOOX U等が目指していたモバイルPCの理想型であるように思う。しかも値段が圧倒的に安い。
ネットブックなんか買うんだったら、これの方がずっと良い。
もちろん、問題点もないことはない。
付属のACアダプタはやけにでかい。デスクノート用のアダプタなんじゃないかと思うくらいでかい。旅行とかに持って行くときにはちょっと邪魔カモ。
それと、画面が感圧式でシングルタッチなのも今のAndroidとしては微妙ではある。
しかし、そういう細かいことはともかく、タブレット+Bluetoothキーボードとか無理して使うんだったら、コレの方が圧倒的に小さくて便利で使いやすいのは確かだ。
実際、Sony Tablet+Bluetoothキーボードにしようか迷ったが、コレと同じ快適さは得られなかっただろう。
とりあえず結構気に入っているので、しばらく使い込んでみることにする。