Sony Walkman A3000を買って数日使ってみたので、そろそろ良い部分や悪い部分が見えてきたので、簡単なレビューをしてみよう。
結論から言うと、Walkman A Seriesでは、iPodを追撃するのは難しいと思われる。
その理由をいくつか並べてみよう。
1.店での扱いの大きさが違う
今日新宿のビックとヨドバシにWalkman A3000のキャリングケースとリモコンを買いに行ったのだが、iPodとWalkman A seriesでは店での扱いの大きさがまるで違う。
iPodはiPod本体のみならず、そのケースなども多数発売されており、1つの大きなコーナーになっている。が、Walkman Aは出たばかりというのもあるが、一瞬どこにあるのか分からない程度の扱いで、iPodの1/10程度のスペースしか取られていなかった。あれでは買う気もなくなるし、選べる量がまるで違う。
パソコンショップに行って、Mac用ソフトなどを買うときの気分を思い出してしまった。
2.有機ELディスプレイもカラー液晶の前では霞む
Walkman A seriesは有機ELディスプレイで、文字が浮き出るように表示されるのがキレイではあるが、iPodのカラー液晶にこれで対抗できるかというと甚だ疑問である。使うかどうかは別として、iPodは動画再生もできるので、それに対してはなから負けている。
3.HDDが少ない
Walkman A3000は20GB HDDで3万2800円、iPod 30GBは3万4800円くらいで販売されている。2000円の差でHDD容量が1.5倍だったら、普通はiPodを選ぶだろう。
4.スティック vs nano
iPod nanoの対抗版はスティックタイプのWalkman A何だろうが、見た目からしてiPod nanoの方がはるかに魅力的。実際に使ってみたらWalkman Aの方が使いやすそうだが、魅力に欠ける。
5.名前が分かりにくい
iPod 30GB、iPod nano、iPod shuffleなど、iPodシリーズは名前でどんなものか簡単に示せて分かりやすい。
対してWalkman A seriesは名前が長いし、分かりにくい。A3000, A1000, A608とか、分かりにくい。商品は分かりやすさが重要だ。
など、(・Θ・)の見解としては多分今回出たWalkman A seriesでiPodを追撃するのは無理だと思う。
これだけ有名になったiPodを駆逐するのであれば、相当なインパクトが必要だ。「おぉ、こりゃすげ〜。iPodの時代は終わったな。」と、一瞬でも思わせるくらいのインパクトが必要なのだが、それは残念ながら無い。
ただ、悪いばかりではなく
・高級MD Walkman同様にEQが自由に設定できる
・良く聞く曲からのシャッフルができる
・自動評価機能が便利
・アーティストリンクが案外便利
・ボリュームが別なので手探りで操作できる
・電池が長く持つ(iPodの倍くらい)
・ATRAC3plusでmp3より少ないビットレートで高音質が実現されている
・リモコン接続時も従来Walkman同様1つの端子でヘッドホン&リモコンを接続できる
など、さすがに長い間ポータブルオーディオを作ってきているだけのことはあり、実際に使ってみた場合に問題になると思われる部分はうまく解決してあって、商品自体は悪くない。
しかし、商品として良いものが必ずしも売れるわけではない。そんなことは買って使い込んでみないと分からないからだ。
店頭でパッと見比べて、どっちが魅力的に見えるか?
それが重要なのだと思う。
そういった観点からすると、このWalkman A Seriesは真面目すぎる商品だ。同じ値段でHDDが大きい、カラー液晶でPVが見れるなど、分かりやすい(それが必要かどうかは別として)インパクトが実は重要なのだ。
州*;‘ o‘;リ<きっついことゆいますねぉ
州*‘ o‘リ<だんだん教授みちゃいになってきましたねぉ
Walkmanにはもっとがんばってもらいたいね。
というかリチウムイオンバッテリーを自分でも交換できる構造にして欲しかった。
iPodを買うのを躊躇してた原因のひとつがバッテリーを自分で交換できないことだったんだが、Walkman A も同じように交換できなくなってるとはね。
州*‘ o‘リ<貴重な意見として開発者に伝えさせていただきます
州*‘ o‘リ<りさこは可愛いですね
このBlogを読む限りは、iPodのほうがよさそうじゃん、とか思うがね
正直ビデオ見れるってのは、よいよい