ホンダ フィット・インプレッション

ツチノコ第3弾はホンダのFitである。

Vitzのライバルとなるクルマだろう。結論から言うと、Vitzより全然良い。

このFitは乗ってみると、「う~ん」とうならされるくらい良く出来ているクルマだと思った。

アクセルは飛び出すことはなく、それでいてスポーツカーのようなダイレクト過ぎることもなく、普通の人が普通に運転していて、普段はスムーズに走ることができるし、いざとなるとサッと加速できる絶妙なアクセルセッティングだと思った。

ブレーキもこれまた良い。突然利きすぎることもなく、かといって停車するときにはスムーズに止まれるように出来ていて、非常に良い。

この辺はもうVitzとは比べ物にならないくらい良い。

エンジンの音や振動もうまく抑えていて、Vitzのように走っているとうるさいと感じるようなことはない。高級車ではないので凄い静かというわけではないが、このクラスとしては非常に良い。

ロードノイズもうまくおさえていて、これまたVitzより格が上のクルマという感じであった。

ただ一つ気になったのは、ある程度スピードを下げると、クラッチが勝手に切れてしまうような感じで、思っているよりスピードが下がるときがある。CVT特有の現象だが、この辺はVitzは全く気にならなかったので、この辺の出来具合がイマイチだと思った。

それ以外はVitzよりも数段良く、とても同じ価格帯のクルマとは思えないくらい良い。乗り比べたら、Vitzを買う人がいるのだろうか?と思うのだが、実際はVitzの方が良く売れているのだから、難しいものだ。

(・Θ・):「Vitzより全然良い。CVTの癖はまだ多少残っている。」

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